検査員のつぶやき


 新年あけましておめでとうございます。年々、冬の寒さが身にしみるようになってきた検査員の畑村です。今年は戌年ということで、自分も含めて家族に年男、年女(妻、母、祖母)が多いので畑村家にとって何か節目となる年のような気がしています(笑)。
 ところで皆様今年の目標は決まりましたか?ダイエット!貯金を増やす!禁煙する!結婚する!などなど・・・たくさんあると思いますが気が付いたらもう年末というパターンを毎年繰り返している自分にとっては何か一つでも目標を達成できればなと思っています。
 さて、この時期ニュース等で耳にすることが多くなるのが「インフルエンザ」です。毎年1月下旬から2月上旬にかけて流行がピークを迎えるみたいです。実は自分も去年の5月に感染してしまい、しかも家族にうつしてしまいました(泣)。感染力の強さには本当に驚きますが、つぶやきのテーマを「インフルエンザ」として今年は対策をばっちりしたいと思います。
 インフルエンザはインフルエンザウイルスによって起こる呼吸器感染症で1~3日の潜伏期間を経て突然の38度以上の高熱、全身の倦怠感、関節痛、咳、鼻水などの症状がでます。自分は特に腰痛と鼻水がひどかったです(汗)。治療についてですが、発症2日以内であればタミフル、リレンザ等の抗インフルエンザウイルス薬が効果的みたいですが、実際のところ服用する頃には時間が経過し、解熱薬や抗ヒスタミン剤、抗生剤を使用するパターンも多いみたいです(自分もそうでした)。薬を服用後、熱が下がったとしても最低二日間は自宅療養が必要とのことです。体調が劇的に改善しますが体内にウイルスが残っている場合、周りの人に感染する可能性がありますので不用な外出は控えましょう。
 感染した場合のお話をしましたが、大事なのは予防だと思います。手洗い、うがいはもちろんのことワクチンの接種も一つの対応だと思います。ワクチンを打つことでウイルスへの抗体ができ、発症を約50~60%減少させ、感染したとしても重症化(入院など)を約70%減少させることができるとのことです。ただし今年はワクチンの製造量が減って各医療機関でも不足気味とのことです。自分も盛岡市内の病院2か所に断られ、県北エリアの病院でも出張中に接種しようとしましたが駄目でした。しばらく自分の免疫力を信じてウイルスと戦いと思います。
 今年は例年よりも積雪が多く、寒さも厳しいようです。皆様、体調管理や車の運転に気を付けて頑張って行きましょう。春が待ち遠しい・・・花粉症だけど・・・。

 

主任検査員 畑村 直也