「新年の御挨拶」

公益社団法人 岩手県浄化槽協会
会長 関根 信


 謹んで新年のお慶びを申し上げます。
 会員各位をはじめ関係者の皆様におかれましては、平成最後の新年をつつがなくお迎えになられたことと心からお慶び申し上げます。また、常日頃から当協会に対して格別なる御支援、御協力を賜り厚く御礼申し上げます。

 地球温暖化、気候変動の影響からか近年、台風による豪雨災害が各地で発生しており、昨年は7月の豪雨災害(西日本豪雨)、台風21号災害が発生し、加えて大阪府北部地震、北海道胆振東部地震等災害の多い一年でした。災害のたびに浄化槽の災害対応力が再確認されている状況にありますが、被災に遭われた方々のことを考えますと一日も早い復旧、復興をお祈りするとともに災害のない平穏な日々が続くことを切に願うところであります。

 ところで、浄化槽を取り巻く状況が少しずつ変わろうとしております。昨年6月に閣議決定された骨太方針2018、未来投資戦略2018では環境対策や3Rビジネスの項目のなかに浄化槽が取り上げられる一方、持続的な地方行財政制度の構築という観点から汚水処理事業については企業会計の適用の推進、広域化・共同化などによる一層の効率化などが求められているところです。

 この様な状況のなか、汚水処理施設10年概成の方針の一方を担う浄化槽に関して、法改正の動きが出てきていると聞いております。改正の柱としては、単独浄化槽の合併浄化槽への転換と受検率の向上及び維持管理の指導の強化、そして浄化槽管理士の質の向上があげられ、具体的には①緊急性の高い単独浄化槽の転換指導の強化、②市町村設置型浄化槽への接続指導の強化、③浄化槽台帳の整備・関係者の情報提供による精度の向上、④浄化槽休止手続きの明確化、そして⑤保守点検業者の更新時における浄化槽管理士の質の確保、という5つの課題について議論されている模様です。当協会としても会員各位にタイムリーな情報提供を図るとともに関係行政機関の御指導を仰ぎながら必要な対応を速やかに実施して参る所存であります。

 本年の干支は亥です。イノシシと言いますと猪突猛進、前を向いてまっしぐらというイメージですが、まっすぐ前にというところで、9月20日にラグビーワールドカップ2019日本大会が開幕されます。全国主要都市とともにラグビーの聖地、釜石市の釜石鵜住居復興スタジアムにおいて、9月25日、10月13日に試合が行われます。国内外から多くのラグビーファンが岩手県に訪れると思われますので、私共も保守点検業務の確実な実施による水環境、生活環境の維持保全を通じて大会の成功に協力できるようにしたいと存じますので、皆様よろしくお願いいたします。
 
 さらに今年は4月30日に天皇陛下が御退位され、翌日5月1日に、皇太子様が御即位、新元号に改元されることが決定されておりますが、我が岩手県浄化槽協会も昭和44年4月に岩手県知事の認可を受けて以来この4月で50周年の節目を迎えることとなります。記念行事なども会員の皆様にお諮りしながら開催したいと考えているところですので、どうぞよろしくお願いします。

 この節目となる記念すべき年の幕開けに当たり、役職員一同、協会の役割の大きさを認識し、関係機関、団体と連携して、飛躍の年となりますよう、法定検査を運営の柱としつつ様々な研修や情報提供を一層充実させて参ります。
 会員各位、関係者の皆様には、御理解、御協力を賜りますようお願いを申し上げまして年頭の御挨拶といたします。