検査員のつぶやき


数日前から、右目の半分が真っ赤になりました。ウサギよりも赤く、充血というレベルを超え、少しホラーな感じです。
 ネットで調べてみると、結膜下出血と言い、原因は、くしゃみ、目への外傷、高血圧、糖尿病、ストレス等とのことです。1~2週間で自然に吸収され白目に戻ることが多く、戻らない場合は要診察とのことでした。
 ということで、とりあえず2週間分の安心を得ることが出来ました。

 ネット検索すると膨大な数のサイトが表示されます。表示された最初の方から、いくつかを閲覧してまとめたのが上の内容です。
 まとめたといっても、閲覧したサイトの内容いずれもほぼ同じで、全く同じ文章があったりします。大量のサイトがヒットする割には、情報量は意外に少ないのかもしれません。
 私がネットを使い始めた頃は、サイトの数が少なかったこともあり、今とは違う検索の状況があったように思います。ここで、検索エンジンの変遷を少しだけ紹介します。
 1995年前後では、手作業でサイトを検索エンジンに登録していました。人間が実際にサイトを閲覧し、厳選・登録したサイトのみを検索するというものです。情報量は少なく、ヒットしないことも普通にありました。得られる情報は、同じような内容のものは少なく、閲覧したサイトの数だけの情報を得ることができた印象があります。
 サイト数が増えてきた2000年前後からは、現在の主流となっているロボット型と呼ばれる検索エンジンとなります。これは、人間に変わり、クローラーと言われる自動巡回プログラムが、世界中のサイトから取得した情報を登録した検索エンジンです。これにより、情報量が飛躍的に増え、現在の状況に至っています。

 昔の検索エンジンの方が良質な情報を得やすいようにも見えます。しかし、情報量が多くなった現在では、その分だけ情報がデータベース化されているので、検索エンジン→データベース→検索することで昔よりも容易に良質な情報を得ることができます。
 私が初めて触れた検索エンジンは、確か「chameleon」というものだったと記憶していますが、膨大な情報を抱える現代の検索エンジンでも情報を見つけることができませんでした。ご存知の方いらっしゃいますか?
 

主任検査員 外村 毅