検査員のつぶやき


 新年あけましておめでとうございます。検査員に成りたての鎌田です。
1月から検査員として、検査業務を行うことになりました。検査員になっていなければ、あぶなく「検査補助員のぼやき」になるところでしたね(笑)
 さて、今月から検査業務で現場にでることになり、みなさんにも顔を覚えてもらいたいのですが、特徴がないとなかなか覚えられないものですよね? 私の場合、髪に特徴があるので覚えてもらうのも簡単かと・・・というのもくせ毛で強いウェーブがかかった髪だからです。ということで、今回のつぶやきは「くせ毛」についてです。
  一口にくせ毛と言っても、弱いウェーブから縮れ毛まで、その程度は千差万別です。 しかし、程度の違いはありますが、7割以上の人が、髪にクセを持っているそうです。
  たとえば、芸能人には大泉洋・上田晋也・石原良純・佐藤隆太・沢尻エリカ・スキマスイッチ、そして小栗旬がくせ毛です。なんか、みんなイメージが強いような気がしますね。
  私も大学生の頃、何度か髪をストレートにしたことがありましたが、友人にはすれ違っても気付かれず、さみしい思いをしたことがあります。それだけイメージが強いみたいです。
 ではなぜ、髪が曲がるのでしょうか? その原因は現在解っているだけでも、数種存在します。すぐに思いつくのは遺伝ですね。くせ毛の遺伝子は優性遺伝です。そのため、片親がくせ毛であれば子供がくせ毛になる可能性が高くなります。親から子へ、クセ毛も受け継がれて行くわけです。
  そこで疑問が出ませんか? 「父がクセ毛で母が直毛ならどうなる?」 結果は7割以上の確率でくせ毛になってしまいます。ということは、私の子孫もくせ毛ということになります。
  他の原因として、タンパク質分布の不均一があります。髪の毛のほとんどが、コルテックス(毛皮質)と呼ばれるケラチンタンパク質でできています。このコルテックスは硬いタンパク繊維と柔らかいタンパク繊維の2種類から成り立っています。
  この2つが均等に分布していれば直毛になり、偏って分布していると、ねじれ現象を起こして曲がると言われています。
  ちなみに柔らかいタンパク繊維は水分を含みやすい性質をもっているので、外気に湿気が多いと不均等に髪が膨らみ、乾燥した時より髪1本1本の縮れが強くなり、全体のボリュームが出やすくなると言われています 。
 毛穴が曲がっていることも原因のひとつです。直毛に比べて、くせ毛は頭皮の中で毛穴が少しカーブし、毛根部分が曲がったところに位置しています。毛根から生まれる髪の毛は、毛根が曲がっていることにより、本来真っ直ぐ生える髪が、曲がって生えてしまいます。
  その他にもいろいろ原因があり、毛穴の汚れや食生活、不規則な生活などの生活習慣の悪化が原因で頭皮の栄養バランスが崩れる事でくせ毛になることもあるみたいです。また、ストレスがストレスによる血行障害が原因でくせ毛になる人もいます。
 以上簡単ではありましたが、くせ毛について書いてみました。ちょっとした小ネタになれば幸いです。それでは検査業務でお会いしましょう・・鎌田でした!


検査員 鎌田賢一