検査員のつぶやき


 新人検査員の竹本です。

 今年は春先から天候が、特に気温がハッキリしない日々ですが、皆様お元気でしょうか。今年の夏がどうなるのか、猛暑なのか冷夏なのか、専門家でも良くわからないそうです。この文を書いてる7月上旬では、少しずつ暑くなってきて「あー、やっぱり暑いかな?」なんて思いますが。会報が出るころはどうなってるんでしょうね。少しでも涼しいと嬉しいです。

 なにしろ北海道出身なので、寒いのには耐えられますが暑いのには耐性のカケラもありません。そうすると怖いのが「夏バテ」です。そういえば昨年も夏場は毎日しんどかったような・・・などと思いつつ、なんでもかんでも夏バテ扱いするのは少し気が引けるというか。そもそも夏バテって一体なんなんでしょうね?何がどうなったら夏バテなのか、いまひとつハッキリしないので調べてみようかと思います。というワケで今回の「つぶやき」テーマは「夏バテ」です。

 まずは夏バテの症状から。倦怠感や疲労感、思考・判断力の低下、お通じの不調などが代表的な症状だそうです。「なんだか疲れたな、ダルいなー」というのも立派な夏バテなんですね、胸を張って「夏バテだ!」と宣言して良さそうです。もっとも、症状がひどくなると熱が出たり、頭痛やめまいがするそうなので対処はシッカリすることをオススメします。それから、なんと言っても食欲不振。コイツが厄介ですね。美味しいものが食べられないのでは、日々の楽しみが半減する気がします(私だけ?)

 症状はこんなところかと思います。何かが思い当たった方、少し気をつけたほうが良いかもしれませんね。ちなみに私は食欲旺盛、肉でもなんでもガッツリ食べられるので、ただの暑がりだったようです。

 さて、そんな夏バテを予防するには、やはり十分な睡眠と栄養が必要です。特にビタミンB群が大切とのこと。ビタミンBと聞いて最初に思い浮かんだのがブタ肉なんですが、バテた胃腸には少し重いでしょうか?野菜とあわせて冷しゃぶ風に茹でて、ポン酢や柚子コショウで食べると結構アッサリするので個人的にはオススメです。それからショウガや山椒は消化・吸収を助けるそうなので、食欲の弱り気味な方でもコレらを使えば大丈夫、かも?

 ところで、そうめんといえば夏の風物詩、弱った胃にもお財布にも優しい正義の味方ですが、あまり依存するのは良くないみたいです。かく言う自分も、昨年の夏は週に何度もお世話になった覚えがありますが。栄養としてはあまり期待できない上、どうしても偏りがちになってしまうそうなので、サラダなどを一緒に食卓に並べるといいのかもしれませんね。

 最後になりますが、最も大事なのは「水分」コレに尽きます。真夏の炎天下、現場で仕事をしていると汗がダラダラ、喉もカラカラ・・・となるワケですが、実は「喉が渇いた」と感じる頃には既に水分は不足気味、血液がドロドロの状態になってしまっています。喉が渇くより先に、こまめに水分を補給するのが理想です。と、ここまで書いて思い出したのですが、高校時代の部活の顧問が「水分補給にはスポーツドリンクの水割りが一番」と言っていました。徹底される方はぜひ一度お試しください。味の保証はできませんけれども。

 暑ささえ凌いでしまえば、夏はとても良い季節ですね。イベントも多いですし、海へ山へと旅行するのにも最高の季節ではないでしょうか。私も夏の夜の雰囲気が大好きで、花火など楽しみたいものです。皆様も酷暑(予定)を乗り切って、夏を満喫できるよう願っています。


検査員 竹本成孝