7月にも入り、夏本番となっております。みなさんいかがお過ごしでしょうか?もうすでに夏バテぎみ検査員の米澤です。
夏の訪れとともに、県内では甲子園という夢舞台を目指した高校球児が熱戦を繰り広げ、天候だけでなく見ている人の心も熱くしますよね。私のその一人・・・と言いたいところですが、私の心を熱くするものそれはプロレスです。なかでもプロレスリングNOAHに所属していた小橋建太選手(2013年引退)が大好きで県内で行われた試合はほとんど観戦しに行きました。少し強引な流れではありますが、今回はプロレスラー小橋建太についてつぶやきたいと思います。
格闘技経験のなかった小橋選手は練習の虫と呼ばれるほどの努力家で、唯一の休日が元旦だけだったそうです。その成果もあり、着々とトップレスラーの地位も築いていき、各団体のタイトルを総なめするほどのレスラーとなっていきます。また、ファンを大切にすることで有名であり、試合で腕を骨折したにも関わらず、サインを求めてきたファン全員に笑顔で対応するなど人間的にも魅力を感じさせるレスラーです。
個人的に印象に残っている試合は2005年に行われた佐々木健介選手との試合です。己の鍛え上げた体を駆使し、胸を内出血しながらもひたすらチョップを打ち続けるという非常に熱い内容で、まさに小橋建太の生きざまを表現した試合でした。順風満帆に見えた小橋選手でしたが、レスラー晩年は腎臓がんを患い、しばらくはリングに上がれない状況が続きます。復帰はほぼ不可能と言われるなか、不屈の精神力と地道なリハビリを積み重ね、リングに復帰してきます。しかし、その後、度重なる膝の故障などもあり、翌年引退をしてしまいましたが、その試合は今でも私の心に強く印象づけられています。
さて、今回は一人のプロレスラーについてつぶやかせていただきましたが、結局何が言いたかったといいますと、努力の必要さと決して諦めない心で一つのことを続けていく大切さです。このつぶやきを書いているうちに自分も改めて感じ、小橋建太にはなれないですが少しでも近づけるように努力していきたいと思いました。
これから本格的に暑い日が続き、外での仕事が大変な時期ではありますが、私はプロレス用語である”カウント2.99で立ち上がる気力”でこの夏を乗り切っていきたいと思っています。みなさん体調に気をつけて頑張っていきましょう。
検査係長 米澤 広輔