検査員のつぶやき


 いつもお世話になっております。皆様、いかがお過ごしでしょうか。今年はコロナウイルスにより世界規模で甚大な被害がでておりますが、本県岩手県ではこの文章を書いている6月下旬現在におきましては、幸い感染されている方は確認されておりません。なぜ岩手県では確認されないのかが、とても気になるので一度詳しく調査してもらいたいものです。
 近頃はマスクがだいぶ出回ってきましたが、一時期は品薄で皆さんもご苦労されたと思います。私もご多分に漏れずマスク探しに苦労しました。コロナ以前は不織布マスクを一回使ったらそのまま捨てていましたが、今は中性洗剤で洗ったりして大事に使っています。今まで生きていて、使い捨てマスクを洗って使うなんて事は初めてです。こんなにマスクについて真面目に考えたことはありませんでした。テレビで各県知事が様々なマスクを着けているのを見ますが、それぞれの県の特色を出したデザインになっており、マスクによる宣伝というのが面白いと感じました。あと、驚かされたのは海外、特に欧米ではほとんどマスクをしていないということです。
 今まではマスクをするのも休日に出かける時に髭を剃るのが面倒くさくて、無精髭を隠すためとか、軽い考えで使っていましたが、最近では祖母の家に行く時等、大事な人を守る為に使うような意識に変わってきました。また知人から「マスクある?マスクなければ分けるよ」という言葉をかけてもらったりもしましたが、果たして自分が逆の立場になった時にそういう事がさらりと言えるのかと思ったりもしました。 これから暑さが厳しくなってきて、熱中症の危険性も出てきますので、ソーシャルディスタンスを十分とってマスクが外せる場面では外す等、工夫しながら業務に当たっていきたいです。ちなみに皆さんはポストに入っていた某マスクをどうされていますか。私はコロナの第二波に備えて大事に保管しておきたいと思います。それでは、皆様も暑さに気をつけてご自愛ください。


 

主任検査員 伊藤 勇介